舌の腫瘤性病変
リンパ管腫・リンパ血管腫或いは血管腫が口腔内、舌等に発生します。CT,MRI等の画像検査や血液検査等を行い、大きさを確認して対応を考慮します。
リンパ管腫の場合硬化療法を試み、リンパ血管腫で感染時に腫脹する場合は抗生剤等を投与します。
血管腫が表層に限局している場合にはレーザー手術にて対処しますが、体表面にはなく、大きめのものに対しては血管造影を行い、進展範囲と栄養血管を確認して、血管塞栓術を行ったり硬化療法を行ったりします。
おのどのけんさ方法
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目で見てかくにん
おのどの各部位の粘膜の状態を確認します。扁桃表面の性状や咽頭後壁の状態を確認し、発赤や潰瘍、腫瘍等が出来ていないか、確認致します。 -
触ってかくにん
扁桃の膿栓や白苔の付着や出血しやすいのか、膿が出てくるのか等を確認致します。 -
細胞や組織の状況をかくにん
咽頭壁や扁桃そのものや腫れている部分の組織を取って、どのような細菌に感染しているのか、またはどのような状態の変化が認められるのかを確認します。 -
刺激してかくにん
扁桃をマッサージして刺激したり舌・咽頭粘膜の異常部分を刺激してその後の変化等を確認します。 -
その他のかくにん方法
必要に応じてCTやMRIといった画像検査を行うことがあります。また、アレルギー性疾患が疑われる場合には採血して原因物質について確認を行います。ウィルス感染が疑われる場合にも採血して血清中の抗体価を確認することがあります。