脳腫瘍

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脳腫瘍

 小児悪性腫瘍の中で脳腫瘍は白血病に次いで多く、発育・発達期に生じる小児の中枢神経系に発生する脳腫瘍は成人のものとは異なる特徴を持ちます。

 脳腫瘍の種類では髄芽細胞腫、星細胞腫、脳室上衣腫等が多く認められ、発生部位では成人と比較し、脳の中心部に生じることが多く、テント下といって後頭蓋窩に多く認めます。1歳以下でテント上、1-10歳まででテント下、10歳以上でテント上が多くなります。


 症状としては脳腫瘍の脳内での発生部位や種類、年齢により異なりますが、意識障害、けいれん、性格変化、頭痛・悪心・嘔吐といった頭蓋内圧亢進症状や、片麻痺や視野欠損等といった局所症状を認めます。また、失調性歩行を認めたり、突然につまずき、ふらつく、倒れやすくなる等の異常を認め、症状は進行性で眼球運動障害・嚥下障害等も出現することがあります。



原因はほとんど不明で、一部は次項目に説明する神経線維腫症2のように遺伝性・家族発生の認められるものがあります。

 画像検査により腫瘍の脳内局在を判定し、石灰化や嚢疱形成、造影効果等を確認します。また、造影検査にて血管との位置関係や栄養血管を把握して、手術を検討します。

 治療法は脳腫瘍の種類や、発生部位、年齢により異なり、外科的手術、放射線治療、化学療法が様々な組み合わせで行われます。


おみみの検査の方法

  1. 目で見てかくにん

     鼓膜を直接観察致します。鼓膜の色はどうでしょう、腫脹はないか、混濁や発赤、充血はないか、またはお水が溜まっていたり、あぶくが透けて見えていたり、肉芽(かさぶたをはいだ時のモコモコした組織)が無いか、陥凹していたり、内側の壁に癒着していないか、穿孔(穴)がないか、、等鼓膜の状況を確認するのです。。
  2. 大きくしてかくにん

     鼓膜の状態や、鼓膜の内側のお部屋の状態を顕微鏡でみて確認します。また、針状鏡といって、針ほどの細さの特殊な内視鏡を使用して確認することがあります。
  3. こまくの動きをかくにん

     お耳の穴に栓をした状態をとした上で、機械で鼓膜に気圧を加えたり、引いたりして鼓膜の動き具合を調べます。正常では鼓膜の内側も外側も空気ですので、同じ圧力の状態となっております。鼓膜はその名の通り”膜”ですので、押したり、引いたりすると鼓膜が良く動きます。しかしながら、鼓膜の内側のお部屋の中に水が溜まっていたり、鼻のすすりすぎから、鼓膜の内側のお部屋が陰圧になっていると、鼓膜の動き方が変わってきます。この、鼓膜の動き方をグラフにして表して確認いたします。 (鼓膜の内側のお部屋のの圧力を調整してくれる耳と鼻の間にあるの管の機能が悪くなると鼓膜の動きが悪くなり始めます。)
  4. 聞こえ方のかくにん

     通常我々は音がした場合には、密度波となった振動音を鼓膜が受け取り、その振動を鼓膜の内側のお部屋にある小さな3つの骨が、内耳というセンサー部分まで増幅しつつ伝えて、この機械振動が内耳にて電気信号として変換されて脳へ送送られて、最終的に音として知覚されます。この経路のいずれかに問題が生じると聞こえの能力が下がります。聞こえを確認するためには、自覚的な検査と他覚的な検査があります。乳児であれば、生下時に新生児スクリーニングを受けることが多いと思いますが、OAEという検査を行ったり、ABRやASSRといった刺激に対しての脳波を測定加算して、反応の有無を検知する事によって聴力を調べることが可能です。幼児となると、おもちゃを利用して聞こえの検査を行ったり、5歳以上となると成人と同じ聴力検査が可能となります
  5. その他のかくにん方法

     各種の神経学的検査に加えて必要に応じて画像診断を行い、脳波検査等を追加します。場合によっては遺伝性疾患や代謝性疾患を疑い、血液検査を行います。
(このHPは小田原市JR鴨宮駅、ダイナシティウエスト北側駐車場に面したゆげ耳鼻咽喉科の”子供の病気と耳鼻咽喉科”についてのサテライトHPです。)