血管運動性鼻炎
アレルゲン感作によらずに神経反射を機序として鼻粘膜の過敏性が亢進する病態です。
温度変化などが誘因となって、くしゃみ・水溶性鼻汁が認められますが、多くの場合、アレルギー性鼻炎が疑われてアレルゲン検索の結果アレルゲンが見つからないことで診断されます。鼻汁好酸球は認められません。 小児では稀です。
治療として、原則的に小児では抗ヒスタミン薬投与が行われています。
おはなのけんさ方法
-
目で見てかくにん
お鼻の粘膜の状態や、鼻水の性状・鼻腔のつまり具合、鼻中隔の状態等、様々な部位の状況を確認致します。 -
内視鏡でかくにん
お鼻の中は奥まで広く、非常に立体的で複雑に入り組んでいますので、外からだけでは分からない部分もあります。お鼻の中に内視鏡を入れて、お鼻の中の様々な部位を確認致します。 -
細胞や細菌の状況をかくにん
鼻水そのものや、腫れている部分の細胞や組織を取って、どのような細菌が感染しているのか、またはどのような状態の変化が認められるのかを確認します。 -
刺激してかくにん
匂いの物質を嗅いでみて、匂いを正確に感じることが出来るのか確認します。また、アレルギーの原因物質を使用して刺激を行い、反応が誘発されるのかを確認致します。 -
その他のかくにん方法
(このHPは小田原市JR鴨宮駅、ダイナシティウエスト北側駐車場に面したゆげ耳鼻咽喉科の”子供の病気と耳鼻咽喉科”についてのサテライトHPです。)
必要に応じてCTやMRIといった画像検査を行い、アレルギー性疾患が疑われる場合には採血して検査を行うことがあります。