感染性発疹性疾患
麻疹、風疹、水痘、突発性発疹などで頸部リンパ節腫脹を伴うことが多いです。
思春期以降では伝染性単核球症が多く、2、3週間に及ぶ発熱と両側頸部~全身のリンパ節腫脹、末梢血での異型リンパ球出現を認めます。咽頭炎、肝脾腫、肝機能障害を伴います。
治療として感染性発疹性疾患では脱水に注意し、対症療法にとどめます。
おくびのけんさ方法
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目で見てかくにん
外見から腫脹がどの部分にあるのか、両側か片側か、皮膚の発赤腫脹はあるのか等を確認致します。 -
触ってかくにん
腫脹の程度はどのくらいか、硬いかどうか、周囲との癒着はあるのか、表面の性状は、皮膚の状態はどのようなものか等を確認致します。 -
くだを入れてかくにん
お鼻から管を入れて、お鼻から食道にかけて明らかな問題が無いかを確認致します。 -
超音波でかくにん
超音波の検査機械を使用して腫脹の性状を確認致します。病変と他の組織の境界面や病変内部の信号、病変を通過した後の信号の状況や石灰化の有無などを確認致します。 -
画像でかくにん
CTやMRIといった、首を輪切りにして内部の変化を確認する機械を使用して問題が無いかどうかを調べます。途中で造影剤といって、血管や血流のよい部分がよく区別出来るようにする注射をして確認する事もあります。 -
細胞や組織の状況をかくにん
必要に応じて針を刺して細胞を取ったり、おくびのリンパ節自体を摘出して、顕微鏡下に細胞の状態を確認いたします。また、粘液等を採取してどのような細菌に感染しているのか、またはどのような状態の変化が認められるのかを確認します。 -
その他のかくにん方法
アレルギー性疾患の関与が疑われる場合には採血して原因物質について確認を行います。ウィルス感染やその他の感染症等が疑われる場合にも採血して確認をすることがあります。