口唇口蓋裂、舌小体短縮症等
多くは形成外科が加療しており、リハビリテーションに耳鼻科が関与することになります。
口唇裂は生後直ちに形成術が行われ、口蓋裂は言語発達を考慮して
3歳までに形成術が行われます。
舌小体短縮症は哺乳・摂食・構音などについて障害が認められなければまずは経過観察となります。
おくちのけんさ方法
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目で見てかくにん
おくちの各部位の粘膜の状態を確認します。頬の内側や、舌の表面の性状、舌の裏側、歯肉、口蓋等に異常がないか、発赤や潰瘍、腫瘍等が出来ていないか、、確認致します。 -
触ってかくにん
口腔粘膜の状態、発赤腫脹や白苔の付着、腫脹の緊満度や出血しやすいのか、触ると膿が出てくるのか等を確認致します。 -
細胞や組織の状況をかくにん
口腔粘膜表面の粘液や腫れている部分の組織を取って、どのような細菌に感染しているのか、またはどのような状態の変化が認められるのかを確認します。 -
刺激してかくにん
唾液の分泌が正常範囲内なのか、味覚を正確に感じることが出来るのか等を確認します。 -
その他のかくにん方法
必要に応じてCTやMRIといった画像検査を行うことがあります。また、アレルギー性疾患が疑われる場合には採血して原因物質について確認を行います。ウィルス感染が疑われる場合にも採血して血清中の抗体価を確認することがあります。