局所 10~20%で接種部の発赤、腫脹、疼痛、硬結、熱感、しびれ感など 通常2~3日で消失します。 全身 5~10%で発熱、頭痛、悪寒、倦怠感、一過性の意識消失、めまい、リンパ節腫脹、嘔吐・嘔気、下痢、関節痛、筋肉痛など 同じく2~3日で消失します。 その他、アレルギー反応として 発疹、じんましん、湿疹、紅斑、掻痒などがまれに数日間見られることがあります。 平成17年度の報告 ワクチンの推定出荷本数約1,932万本のうち、因果関係が不明なものを含め製造販売業者等から報告された副作用は、肝機能障害等14件、発疹等11件、ショック・アナフィラキシー様症状10件、発熱10件、注射部位の紅斑・腫脹等9件、痙攣7件、 ギランバレー症候群4件など102人、139件。このうち3名が死亡。 昭和51年から平成6年までの統計 インフルエンザワクチン接種にて引き起こされたことが完全に否定できないため救済対象に認定された死亡事故は約2,500万接種あたり1件です。 最近のインフルエンザワクチンの接種後の副反応報告において、医師から因果関係があると報告された死亡例 新型 平成22(2010)年10月~平成23(2011)年3月 4例 季節性 平成26 (2014)年10月~平成26(2014)年12月まで 3例 (上記報告について専門家による再評価を行ったところ、死亡とワクチン接種に直接の明確な因果関係がある症例は認められず、死亡例のほとんどが重い持病のある高齢者でした。)