両側性聴皮質・聴放線損傷

両側性聴皮質・聴放線損傷
 時期の異なる2回の脳出血や脳梗塞で生じる
 その他、小児のヘルペス脳炎にて生じる
 重度の聴覚障害あり 聴覚失認或いは皮質聾という
 聴覚障害の特徴
  純音可聴閾値は正常または軽度上昇のみ
  語音明瞭度が10%程度に低下
  聴覚理解は単語・文ともに10%程度に低下
  会話理解は不可能
  環境認知困難、視覚的補助にて理解促進
  音楽認知低下
  方向感認知では時間差・音圧差も判別困難
  ほとんどの聴覚機能が失われる
  音の強弱の区別は可能
  口話と残存聴力を利用して訓練する