副鼻腔外傷

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副鼻腔外傷

 副鼻腔外傷、特に眼窩吹き抜け骨折においては、小児では鼻副鼻腔が発育段階であり、美容上の問題についても考慮する必要があります。





 症状として複視
眼痛眼球運動制限を認めますが、保存治療を2週間程度行って改善しない場合には手術を考慮する必要があります。
 
 受傷原因としてはスポーツが最多で、交通事故、転倒と続きます。部位別には眼窩下壁骨折が最も多く、内側壁骨折は少ないです。

 手術を行う場合、骨折片を摘出して眼窩内容物を十分に眼窩内に戻すことが必要ですので、経上顎洞アプローチが勧められています。


おはなのけんさ方法

  1. 目で見てかくにん
     お鼻の粘膜の状態や、鼻水の性状・鼻腔のつまり具合、鼻中隔の状態等、様々な部位の状況を確認致します。

  2. 内視鏡でかくにん
     お鼻の中は奥まで広く、非常に立体的で複雑に入り組んでいますので、外からだけでは分からない部分もあります。お鼻の中に内視鏡を入れて、お鼻の中の様々な部位を確認致します

  3. 細胞や細菌の状況をかくにん
     鼻水そのものや、腫れている部分の細胞や組織を取って、どのような細菌が感染しているのか、またはどのような状態の変化が認められるのかを確認します。

  4. 刺激してかくにん
     匂いの物質を嗅いでみて、匂いを正確に感じることが出来るのか確認します。また、アレルギーの原因物質を使用して刺激を行い、反応が誘発されるのかを確認致します。

  5. その他のかくにん方法
     必要に応じてCTやMRIといった画像検査を行い、アレルギー性疾患が疑われる場合には採血して検査を行うことがあります。

(このHPは小田原市JR鴨宮駅、ダイナシティウエスト北側駐車場に面したゆげ耳鼻咽喉科の”子供の病気と耳鼻咽喉科”についてのサテライトHPです。)